よもぎ蒸しとは、肛門と子宮の粘膜からよもぎ漢方薬の湯気を吸収させ、下半身から温める韓国の伝統的・民間療法です。アジア全体ではその昔、女性は「下湯」という漢草や漢方剤に熱い湯を加え、湯気を下腹部に当てることでデリケートゾーンの浄化、体内の健康と美を保っていたそうです。 顔や身体に現れる女性特有の悩みは、ほとんどが下腹部に原因があると言われています。 シャワーが一般化されている現代、下湯の習慣がなくなってからむしろ女性特有の悩みが多くなってきています。

よもぎ蒸しは古くから知られていた民間療法で、切り傷やハチに刺された時などによもぎの葉を当てるのは、よもぎには強い殺菌力と自然治癒力があるからです。 よもぎ成分は個人差がありますが、10日間前後からだの中に残ると言われています。

冷え症・婦人科疾患・婦人病・更年期障害などの症状を改善されたい方は、1週間に1~2回。 最低でも1か月に1回のよもぎ蒸しを続けることで、健康維持・体質改善に繋がるとされています。

よもぎ蒸しのイメージ画像-001

ホットストーンセラピーの効果

デトックス(解毒排出)・発汗

人間の体は口よりも、皮膚からたくさんのものを吸収しています。その皮膚の中でも最も吸収がいいのは、粘膜。すなわち内臓部へ直結する部分が粘膜だからです。よもぎ蒸しでは、子宮に直結している膣に漢方エキス入りの蒸気を当てるため、婦人科疾患に効果があり、全女性におすすめの療法です。

よもぎのチカラ

お灸に使うためモグサやキュウグサの別名をもつ、よもぎ。漢方では古くから、下痢、吐血、婦人の不正性器出血や帯下、腹痛を治すための止血、競争の効果があるといわれ、子宮出血、腎出血、痔出血などの各種出血、貧血、腹痛に応用されています。このような効果のあるよもぎを用いるよもぎ蒸しは、婦人科疾患に効果的です。温熱効果だけでなく、殺菌・消炎作用があるので、肌に良く、湿疹・吹き出物を抑える効果もあります。